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他人に迷惑をかけまい、かけまいと努力していると、他人から迷惑をかけられるとはらがたつ。
それが困った点であるみたいだ。
仏教のおしえは、
人間は他人に迷惑をかけずには生きられない存在である。
って言っている。
一人が大学に合格すれば、一人はその大学に入れない。
誰かが部長になると、他人はなれない。
満員電車に一人が乗れば、その人は他の乗客を窮屈にさせている。
われわれは存在しているだけで、他人に迷惑をかけているみたいだ。
だから、わたしたちは、他人から受ける迷惑を耐え忍べ、と仏教は教えている。
他人からの迷惑をじっと耐え忍ぶことを、
『忍辱(にんにく)』
と呼ぶらしい。
わたしは、
『押忍』
と呼ぶことにした。
仏教は、「他人に迷惑をかけるな」ではなく、「他人からの迷惑を耐え忍べ」と教えている。
しかし私は仏教の信者ではないの。
ここが難しいところだが、武士道からの視点でも似ているところがあるように思える。
しかし、無際限に迷惑を耐え忍ぶべきであろうか…。
どうも、そこのところがむずかしい。
そのうちに、気にならなくなるのであろうか?
押忍…